当組合ではフィリピンを最重要パートナー国と位置づけています。
世界有数の海外出稼ぎ大国であるフィリピンは、強く海外雇用政策を進めてきました。
政府が海外出稼ぎを奨励しており、海外労働者を保護するための様々な施策をとっています。
その為、他国の技能実習生は多額の借金をして来日するのに比べ、フィリピン人の技能実習生は無借金で来日できることが大きな特徴です。
そんなフィリピン政府から推薦を受けた若者達は、日本の建設現場で元気いっぱいに活躍しております。
国名 | フィリピン共和国 (Republic of the Philippines) |
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面積 | 298,170平方キロメートル(日本の約8割)。7,641の島々がある。 |
人口 | 1億903万5,343人(2020年フィリピン国勢調査) |
首都 | マニラ(首都圏人口約1,348万人)(2020年フィリピン国勢調査) |
民族 | マレー系が主体。ほかに中国系、スペイン系及び少数民族がいる。 |
宗教 | 主にキリスト教 |
気候 | 1年を通して気温・湿度の高い熱帯海洋性気候 |
言語 | 国語はタガログ語、公用語はタガログ語及び英語。180以上の言語がある。 |
フィリピンは西太平洋に位置する東南アジアの国で、7,600 以上もの島で構成されています。
東南アジアでは東ティモールと並ぶキリスト教国です。
スペインとアメリカによる植民地支配などの過酷な歴史を経て、1946年に独立しました。
そのため、伝統や文化も多彩です。
歴史的にも非常にユニークな国で、ヨーロッパ (スペイン)とアメリカ、それにアジアの生活様式と文化が入り混じっています。
主要産業は農林水産業ですが、近年では高い英語力を生かしたサービス業やリゾート地を中心とした観光業も中心的な産業として大きく成長しています。
フィリピン人技能実習生の受入れには他の国の技能実習生の受入れとは少し異なります。
まず技能実習生を受入れるにはPOLO(フィリピン海外雇用庁の出先機関)にフィリピン本国で技能実習生の募集をかける許可をもらいます。
それから募集をかけ面接となります。
フィリピンが他の国と違いますのは技能実習生に金銭的な負担を一切かけてはいけないのです。
その為に受入れ企業様の負担が多少かかってしまいますが、そこが我々が1番に推薦する理由なのです。
他の国の技能実習生は多額の借金をしてくるので失踪に繋がる確率が高いのです。
今世間で問題になっている事案です。
フィリピン人技能実習生は無借金で来日しますので非常にモチベーションが高く頑張ってくれます。
出展:法務省
フィリピン人はタガログ語、英語の他にビサヤ語などの地元言語も話せるなど語学を学ぶ基礎が出来ている為、日本語の上達スピードは速いと言われています。
英語が公用語であるため、日本語が部分的に伝わらない時など英語で伝えることができます。
また、フィリピン人は英語が堪能なので、受け入れ機関の職員の方がいつの間にか英語が上達していたという話もよく聞きます。
フィリピン人は明るくおおらかな人が多く、とても社交的です。
多くの現場から雰囲気が明るくなったなどお褒めの言葉をいただいております。
人とのつながりを大切にし、相手への思いやりの心を強く持っている事も特徴です。
フィリピン人は素直な人が多いのが特徴です。
言われたことは、責任をもって指示通りにやってくれる人が多いです。
その反面、自分で考えて仕事を進めることが得意ではない傾向があります。
そのことを考慮して、しっかりと指示を出すことにより、より良い仕事につながります。
日本とフィリピンでは生活様式や文化はまるで異なります。
当協会では技能実習生達に日本の生活様式や文化、習慣なども教えておりますが、技能実習生を受け入れる企業の皆様も、そんな国民性や文化の違いを予めお互いに理解しておいていただくと、実習開始後も円滑に進めることができます。
人前で叱らないなど日本人に対する対応とは違った対応を求められる場面もあるかと思いますが、コミュニケーションを普段からとり、お互いの国の文化を尊重して相手を気遣いながら歩み寄ることで、良い関係を築いていけることでしょう。
フィリピン人はとても家族を大切にします。
大家族世帯が多く、家族同士の助け合いや家族のためにに行動することが当然とされています。
海外に出稼ぎに行くのも「家族」のためであることがほとんどです。
親戚の集まりは頻繁に開催されます。
フィリピンでは家族に何かあったら仕事を休んで面倒を見ることは当然の事とされている為、上手く調整できる体制をとってあげることが必要になります。
多くのフィリピン人は過保護な家庭が多く、大事に育てられたためか、プライドが高くなったり、プライドが高く見える行動をとってしまう事があります。
人前で注意されるとプライドを傷つけられたと感じてしまう場合が多く、別室で個別対応するなどの配慮が必要となります。
また、承認欲求が強い傾向にあるので、良い仕事をしたらしっかりと褒めることが重要です。
時間にとらわれないのは、日本以外のアジア圏では共通する特徴であり、フィリピン人も同様です。
時間で動く習慣がないため計画通りに行動することが苦手な人が多いです。
当協会でも配属前に十分に指導しておりますが、配属後も時間の食い違いが起こらないようにすることが重要です。
フィリピン人はおおらかで細かいことを気にしない人が多いため、お金に関してルーズでお金の管理などが苦手な人が多いです。
悪気があるわけではないのですが、トラブルを避けるためにもお金の貸し借りは極力しないなど、お金の管理には注意が必要です。
外国人材の採用は、制度や手続き・受け入れ環境の整備など、わからないことが多くて不安という方が多いのではないでしょうか。
協同組合ワールドリンクジャパンでは、専門知識を有したスタッフが採用から入社後のサポートも行っています。初めて外国人材を採用する方もご安心ください。
まずは、お気軽にご相談ください。